導入事例
京都府立医科大学
本学の情報化推進の一つとして、iPadの活用を考えていました。その活用策の一つとして、ペーパーレス会議システム「ECO Meeting™」を導入しました。
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目次
スマートデバイス導入の流れからペーパーレス会議システムを探していた
本学でもスマートデバイスを活用できないかと検討していた事と、学内や病院内で独自にインフラネットワークが構築されていた事、ディーラーのサポートも十分にいただける事などからiPadの導入に踏み切りました。また、医学関係者にはApple製品を利用される方が多いので、先生方の機器に対する抵抗感が少ない事もiPadを選んだ理由です。その上でアナログ部分のデジタル化、高度情報化という流れからペーパーレス会議を検討した所、ECO Meeting™をすすめていただきました。
既に他大学への導入実績がある事、使い勝手の良さもあり高度情報化をより一歩進めるため導入を前提に話を進めていきました。
ECO Meetingの導入は予想以上に好評で、会議の運営や仕事に対して良い効果を生み出しています
実際の導入にあたっては、ECO Meeting™の機能を本学や病院での会議にどのように活用すべきかをシミュレートし、その結果をもとにして会議ごとに工夫する形で進めていきました。今まで会議資料はカラーで作成されていても印刷コスト削減の為、モノクロで印刷して会議を行っていました。ECO Meeting™ではデジタルデータのまま扱え、資料が持つ資源を最大限に生かすことができるため、iPadでの閲覧を前提とした工夫をするなど、ワークフローの変化や新しい事に取り組む姿勢が見られます。
ECO MeetingTMの導入は予想以上の好評をいただいております。会議資料を後日にも参照できる事や、プレゼンテーション機能を使用する事で説明者に合わせて自動でページがめくられるためポイントが明確になり、会議の運営や仕事に対して良い効果を生み出しています。
省エネルギー化対策の推進に大きな効果が出ていると思います
本学の運営には多くのエネルギーや資源を使用します。会議のペーパーレス化により、紙資源や印刷に必要なインク等の資源の削減だけではなく、作成にかかる時間や人件費などのコストの削減、それに伴うエネルギー等の削減も進めていけると考えています。
実際に、導入してから十数名の小規模の会議から100名近くの会議まで順次運用が始まり、会議によっては10,000枚程度の紙資源が削減されるなど、省エネにも大きな効果が出ています。
ペーパーレス化を足がかりとしてスマートデバイスを活用していきたいと思います
今回、本学としては初めてのスマートデバイス導入になりますが、ペーパーレス化は足がかりでスマートデバイスそのものを活用する事が目的であると考えています。
大学は企業と違い様々なものにチャレンジしやすい環境があります。高い携帯性と容易な操作が特徴であるスマートデバイスをより多くの場面でどのように活用して行くかが、次の課題だと思っています。
京都府立医科大学としては教育・研究・診療の中で、効果的・効率的な運用を考えて既存のネットワーク資源を活用しながら、スマートデバイスをどう取り入れていくかを模索しています。これからの大学や病院の情報化を推進する一つの要素として、教育・医療・業務の3本柱にこれからも大いにチャレンジをしていきたいと思っております。
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京都府立医科大学 様 概要